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目に起こるアレルギー性結膜炎とは

アレルギー性結膜炎は目のアレルギー症状で、かゆみがひどく、発症するとどうしてもかいたりこすったりしたくなってしまう強い症状です。
季節性と通年性の2種類があり、原因は目の表面にアレルゲンが付着することです。
日本人に多いスギ花粉症は季節性ですが、シーズンには花粉が目につきやすく、まぶたの裏側と結膜に炎症が起こりやすくなります。
またスギの季節が終わっても、秋にかけてはイネ科の植物やキク科の植物なども同様の症状を起こすため、人によっては季節性でも通年を通して注意が必要です。
採血検査すれば反応が出やすい花粉がわかりますので、調べて備えるのも一つの手段です。
通年性ではハウスダストやダニなどがアレルゲンになりやすく、こちらも血液で調べることができます。
症状を起こす犯人はヒスタミンという炎症物質で、目自体がかゆいと感じたり、まぶたやそのまわりに強いかゆみが出ることがあります。
充血やゴロゴロする異物感、目やにや涙も症状のひとつですし、逆に目の乾燥が起こる場合もあります。
ドライアイかと思ったらアレルギーだったという場合もありますので、自己判断せずにアレルギーも疑ってみましょう。

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